「Diet」≠「減量じゃない」

日本では「diet」というと「痩せる」あるいは「減量」という意味で使われていますが、英語の「diet」は「(健康的な)食生活・食事」という意味で「減量」の意味はありません。
おそらく「減量」には「食事」が重要であることから、いつの間にか意味が変わってしまったのかもしれませんね。
「diet」という言葉の使い方自体が間違っているように、「diet」知識には間違ったものが多くあります。
今日は「薄着」シーズンを前に「ダイエット知識間違いあるある」をお送りしたいと思います。

その1.
「ダイエット」というと「運動」とりわけ「有酸素運動」(例えば、ランニングやウォーキング、エアロなど)を始める方が多いですが、「有酸素運動」ではそんなに痩せません。
もちろん必要ですが「有酸素」だけやっても駄目なんです。
太っている方は代謝が低い方が多いので、代謝を上げる必要があります。そのためには柔軟や筋トレが必要です。

それに、屋外でする運動をこの時期に始めると、とりわけ女性は紫外線でのお肌のダメージも心配です。
いくら日焼け止めを塗ってもサンバイザーを被ってもダメージは0にはなりません。
身体がきれいになってもお肌がボロボロでは本末転倒ですよ。
またアスファルトやコンクリートは足の負担が大きいので「にわかランナー」になって怪我や痛みを抱えてもつまりません。

 

その2.
「無かったことにしてくれるサプリ」なんてありません。
糖や油の吸収を抑えてくれる魔法のサプリ、飲むだけで痩せるお茶・・・飲むだけで痩せるそんなのあったら「毒」でしかないです。
またカロリー0は「0」ではありません。
100mlあたり5kcal未満なら「0」表示して良いので厳密には「0」ではないのです。
そもそも余分な物を取れば太りますし、食べ方や時間を気をつければ、わざわざこういった商品を使わなくても太りません。

 

その3.
「便秘」はポッコリお腹の原因になるので、解消するために食物繊維やヨーグルトを取り入れる方多いですが、これも間違うと逆に腸内環境を乱す原因になります。
例えばキノコやサツマイモなど長い食物繊維はある程度の長さにカットしてから食べましょう。
長いままだと噛み切れずに腸の中で引っかかり、そのせいで腸内環境が悪くなってしまうことがあります。
またヨーグルトのビフィズス菌は様々で、同じヨーグルトを食べ続けても改善されない方の中にはそのヨーグルトとの相性が悪い場合もあります。

ちなみに余談ですが、腸内洗浄で3キロ、4キロ痩せると言うのは間違いです。
腸内洗浄ではさほど体重は変わりません。でも数回続けることで腸内環境が整うとお腹のポッコリがなくなり太りにくい身体や美肌にはなります。

 

世の中には、間違っている知識がたくさんあります。これからも時々ご紹介していきたいと思います。

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